老いのひとこと

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今日は晴れたが此処のところスカッと晴れ渡る秋空の日がなかった。
台風もまじえ何かしらじめじめした天候不順がつづく。
気分までが湿りがちで碌でもないことをぐじゅぐじゅ考えてしまう。
だから気晴らしのために晴れ間を見てはオンモへと飛び出す。
ところがどうしても歳のせいか滅入り勝ちよほどのことがない限り遠出はしない。
精々が近所の公園をそぞろ歩く。
すると又、例のキノコが目に入る。
森の精にしたら如何にも安っぽすぎる。
食べる勇気もない癖にご丁寧にも採取して持ち帰る。
また図鑑とのにらめっこが始まる。
先日はクロハツならこれはシロハツかなと調べる。
ハツタケの仲間らしいので或いはキハツタケではなかろうか、否ひょっとしてアカハツタケかもと思い倦む。
 
よし、思い切って此の三連休には大阪の双子ちゃんたちの運動会を見にゆくことにしょう。
外の空気を吸って英気を養いましょう。