老いのひとこと

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家の前を流れる城谷川に大型のショベルカーが突然横付けされ川床を掘削しはじめた。


工事中のお方に町内からの要請がありましたかとお尋ねいたせば金沢市からの要請だという。


成る程その通りで聞く方が野暮でした。


豪雨で水嵩が増した際にスムーズな水流を促すためだという。


未然に洪水被害を避けるための対策だとおっしゃる。


成る程それはその通りで頷けましょう。


ところが直ぐ下流には隣接する野々市市の管轄水域へと連なる。


そして、その箇所には夏草が生茂る中州へとつづく。


其処が隘路となり濁流は上流地帯に溢れ出すは子供ですらわかる。


更に、下橋の上流に連なる一帯はゲンジ蛍の生育培養を試みる試験場にもなっている。


蛍の餌カワニナの生息地でもある。


カルガモ親子の憩いの場でもある。


何よりも温暖化対策上緑の保全は大事は務めではないでしょうか。


地域住民のコンタクトを待つこともなく威力倍増の巨大なる油圧式ショベルが無下に爪痕を立てて良いものか我が心中は極めて複雑だ。


今まさに2次補正予算案が参議院へ送付されました


公共事業関連費用のスムーズな執行を促し積み残しを避けねばならない。


その為の城谷川浚渫工事だとは思いたくもないがやはりどうしても勘繰ってしまう。


河川改修工事の入札の現況を調べてみようとインターネットを開いてみれば何と2011年の公示情報が最後でその後の開示はない。


直近の入札状況は我ら下々の民には完全に聾桟敷に置かれてしまっているのです。


無駄な公共事業とは言いたくはないがせめて地域住民に理解と協力を求めるぐらいのサービスを施してからの施工として戴きたいものです。