残り少なくなったとはいえ歯があるだけで喜ばねばなりません。
折れたとはいえ大事な前歯なのです、折角治療してくださる歯医者さんには感謝申したい。
今日の治療は仮歯を外し患部を覆っていた内蓋を爪状の金具でぎしぎしと削り剥がす。
今日は麻酔なしで治療は進む、やれやれそれだけでほっとする。
例のグラインダーが回り始めるが然程の苦にもならずむしろ軽快に耳もとには響く。
レジンと称する歯科用化学物資を塗り固めて本歯を支える土台が仕上がりました。
次回は石膏で型取りし本歯の完成へと繋がりますとわたくしの細やかな希望にも繋げて下さいました。
このような些末な喜びで辛うじて生を繋げているしがなき存在に成り果てました。
さて今日は何をしようかな・・・
