風呂に浸かりながらラジオを聞く。
NHKの解説委員とか論説委員の御方が何とも鼻持ちならぬ語り節で時局時勢を褒めちぎる。
そんな時は他局の音楽番組へダイアルを捻る。
ところが此処のところどう致したことか様子が少し変だ。
偶然のめぐり合わせかも知れないし単なる気のせいかも知れないがNHKのラジオが少し変なのです。
先日は此処最近のアベノミクスを如何様に評価するかを論じていた。
名前は失念したが某金融アナリストの方が相当辛辣に安倍さんを逆評価なされるのです。
NHKに似つかわしくない異質なことを公然と公開されたのです。
大丈夫かなと返ってこちらが奇異に感じてしまうくらいでした。
昨日もプーチン来日の成果と題して特集番組を編集していた。
100点満点でせいぜい30点止まりだとずばり、もうお一人は全て織り込み済みでまったく評価の仕様がないと極めて冷徹だ。
食い逃げ論の正当性を色濃く滲ませられていた。
NHKの番組編成スタッフが人選を誤ったのかそれとも敢えて此のご両人を抜擢なさったのかその辺は解りっこない。
当事者たる元島民のやるせなき悲憤を想うに余りあるものを感ずる。
NHKのテレビ画面ではその配慮が余りにも見え見えすぎるのでやっぱし呆れ果てました。
そうだと思いつつも何故老舗旅館の名湯にお二人仲良く打ち解け合って首まで浸かり素っ裸の男の付き合いが演じられたであろう決定的画面を放映しなかったのか、わたしには不思議でならない。
また、プーチンが名物フグ料理に箸をつけ美味そうに賞味する決定的場面は後刻何かの機会に放映されることなのでしょうか。
両国首脳が眞實信頼し合い日露共同経済活動がプラン通りに軌道に乗り愈々平和条約を結ぶその時に至り本当に四島の主権が日本国に返還される保証が何処にあるのでしょうか。
深い霧に閉ざされたままではないでしょうか。
此れを察知したのか官邸も逸早く来春解散を避けたと新聞は報じている。