老いのひとこと

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額谷は陶芸の里でもある。


ちゃんと陶土も産出するし面白い焼き物を焼いて悦に入る人もいる。


額谷の地に額中学があり息子たちも孫たちも此の学校にお世話になった。


そんなわけでもないが此の中学の校章が気に入ったのです。


通常が左右対称形の校章がそうではなく雄大イヌワシが飛翔する姿をデザイン化した特徴的なものだからなのです。


翼を広げれば二メートルを優に超える大型猛禽類であるという。


野兎や青大将を捕食するらしいが乱開発が下で餌の個数が減り最早此の鳥もご他聞に漏れず絶滅危惧種寸前に陥っているのだという。


県鳥にまで抜擢された凄いイヌワシだが此の鳥の尾羽根を弓の矢羽には使えないので役立たずの下種な鳥としてイヌワシと名付けられたとのことでした。


名は体を表さない典型例の一つでありますか。


 


久し振りに土をいじり捏ねて捻ってみた。


忘れかけていた粘土の感触を思い出しながら吟味しながら味わった。


土は冷たいけれど暖かいのです、何となく温もりが伝わるところが妙だ。


三ミリのタタラを表裏二枚を貼り合わせたが反りや歪みが生じやしないか、運は天に任すしかないのです。


これは何かと質さればこれは硯屛ですと云うしかないのです。