老いのひとこと

イメージ 1



足の症状は一進一退はかばかしくは行きません。


二度あることは三度あるの例え通り同じ失敗を何度も繰り返す愚か者でありましょう。


そう云うわたしに今日又しても再び奇異なる場面に遭遇したのです。


二度あることは三度あったのです。


痛い足を引き摺っても果たさねばならぬ行は行として意地を張らねばなりません。


安っぽい満足感をいただいて館内を後に外へ出れば目の前に小鳥が一羽うずくまるではないか。


飛び立つ気配がない近付くが逃げようとはしない。


通常は在り得ぬ、瀕死の状態でもない。


レンズを向けるが怖じ気ることもなく円らな眼差しをくるくるさせて何かを訴えている。


羽ばたくように促すがそれでも離れようとはしない。


明らかに親から逸れたヒナ鳥でしょう。


此処は緑豊かな額谷ふれあい公園、近くの藪まで届けようとそっと両手で抱きかかえ歩み掛けたら飛び出しわたしの右手の人差し指に止まったではないか。


それでも暫し逃げようとはしない。


此れ絶好のシャッターチャンスとカメラを探すが左ポケットにはなかったのです。


好機を逸したがモズのヒナ君らしき小鳥は元気よくツツジの茂みに身を隠してくれたのです。


モズには必ずや育児本能が備わっているはずでしょう。


きっと直ぐ近くに此のヒナの親鳥たちが待機していることでありましょう。