老いのひとこと

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弟が日曜菜園で手塩に掛けて育てた大根を、それを家内は「沢庵漬」に仕上げてくれた。


いかにも沢庵らしいタクワンです。


色と云え光沢と云えいかにも沢庵らしいたくわん色です。


合成着色の添加物は一切なし大量の米糠と能登産の天然塩で漬け込んだいかにも沢庵らしいタクワンです。


少々干し過ぎの嫌いがあって皴が豊富なシワだらけの沢庵です。


しわだらけな沢庵だがいかにも鄙びた田舎の風情を漬け込んだタクワンに仕上がった。


少々噛み応えが在り過ぎの嫌いはあるが噛めば噛むほど味が出るたくわんです。


玄米飯を噛み歯応え十分な沢庵を嚙み砕いてわたしは幸せです。


家内は沢庵は双切れだという、一切れは人斬れになり三切れは身斬れになってよくないという。


家内は何時もテレビをよく見ている。


折角治した歯が折れないようにわたしは何切れも戴きます。


確かに美味く漬かっています。