老いのひとこと

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土曜日は絶好の真冬の好天に恵まれた


久し振りにいつものコースを走ってみた。


歩くより自転車の方が負担が少なかろう。


痛い痛いとしょ気ていても仕方がない外の空気を観るだけも気分は萌えましょう。


 


観音様は世の中の音を観ていらっしゃる菩薩様の略称なんだそうです。


ペタルを漕ぎながら下界の空気を観てみよう、そうすれば春の訪れを告げる何かしら微かな音も観ることが適うかもしれない。


 


観音様は世の人たちの悩みや苦しみを和らげ鎮められましょうがわたしは浅はかにもおのれ独りだけの悩みや苦しみを和らげ鎮めるに過ぎません。


下界の草木たちがかもし出す萌えいずる春の息吹を耳をそば立てて聴いてみよう。


息吹が観えるかも知れぬので眼を凝らしてみよう。


微かな息吹を肌で感じとり匂ってみよう。


だんだん傷みゆく我が五感ではあるが春の到来を実感してみた。