老いのひとこと

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入れ歯の治療に歯医者さんへ行く診察台に寝そべり


拷問のような荒治療を待つ。


詰め込んだセメントを抜き取り中をお掃除されるが直接神経に触りまたまた飛び跳ねる。


足で飛び跳ねたわけでない、ベットの寝心地が極めてよろしくなく突然脚の患部がズキンズキンと痛み始めたではないか。


右脹脛附近が抉り取られるような痺れ混じりの激しい鈍痛が襲う。


地獄の苛み歯と脛に襲い来る二重苦に脂汗がにじむ。


歯の治療はお構いなく意に介することなく延々とつづく。


わたしは其の時、決断した。


お向かいのクリニックへ泣き付くしかないことに漸く気付いた。


 


生憎、整形の先生は不在で脳神経の院長先生であったが何はともあれ縋り付いた。


痛み止めの内服薬と絆創膏が宛がわれた。


序でにMRIとレントゲンを撮って置きましょうと


言われるままに採血までされ診察は明日に回しましょうと実に手回しがよかった。


 


手回しよくMRIとX線写真を撮って頂きましたが結局のところ整形のお医者さんからの触診はありませんでした。


本当はお医者さんからわたしの患部を擦って欲しかった。


曲げたり伸ばしたりして痛さの元凶を指摘してほしかった。


痛み止めの内服薬を二週間分頂いただけでした。