老いのひとこと

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2月21日火曜日は思い掛けない災禍に見舞われて丁度一か月となる。


まだまだ完治には至らないが体育館での各種メニューは辛うじて遣り遂げられた。


此の体育館をわたくし専用のリハビリ室に転用したのです。


最悪時は歩行すら困難で杖持参の日もあったが絶対安静のご忠告をも顧みずおのれをしごいた。


しごいてしごき抜いた、決して手抜きする事なく甘やかす事なく虐待した。


呆れた自虐趣味にはうんざりしてしまう。


二三歩走って崩れるように寄り掛かる。


不思議なもので二三歩が四五歩に、七八歩へと伸びれば無上の快感を味わう。


翌日はやはりダメだ退歩している、でも又めげずに二三歩から始める。


まさに一進一退の連続で来る日も来る日も繰り返すうちに何時しか進が退を凌駕する日が目立ち始めてくれるではないか。


あの癌疾患にも自然治癒力が時と場合にはみられるのだという。


まさに此の自然治癒力を信じ込み呼び起こすことに懸命にもがいたことを今此処に告白する。


決して十分とは言えぬまでも少し先が見えてきた見通す先が見え始めたようだ。


ラリーに興ぜられるITAMIYAご夫婦に厚かましくも無心してほんの暫しだけお相手して戴いた。


ボールを打つ感覚には至らずミスの連発で終わったが天にも昇る良い気分でした。