老いのひとこと

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やがて() ( つ )くであろうわたくしの果て無き大宇宙には未だ煌めく星座は存在しません


飽くまでも何処までも只々真っ暗闇で漆黒の闇夜の世界なのです。


其の地獄の門前に待ち構える閻魔さんからの口頭試問が楽しみで、それに備えて日ごと齷齪いたすのです。


ラジオ体操に始まってBLOG発信、体育館での各種ZEN修行を遊び心半分で、それでも糞真面目にこなす毎日です。


やがては本物の実物に厭でもお目に掛からねばなりません閻魔さんと片足立禅の最中


あれやこれやと四方山話を交わすのです。


これぞまさに内心の自由の発露の場に外ならず誰からもお咎めは入りません。


此処だけが自由の楽園となってしまいました。


自分だけの世界に閉じこもる自閉の空間を恰も幼児の秘密基地のように大事に大切に囲っているのです。


最近になって、慾深いわたしは秘密の基地をもう一つ付け加えてしまいました。


法定の形で用いる1kg弱の木剣の柄頭一杯に左手小指を宛がい左手に寄り添うように右手を置き両足は弓道の足踏みよろしく仁王立ちし木剣を正中線よりおもむろに垂直に立て両腕を伸ばしながら木剣の重量に任せて後ろへ反り返る。


大関琴奨菊関のお家芸にヒントを得ての試みです。


ロコモ対策にも成りましょう。


上を見上げれば天井の梁と鉄骨の骨組みがよく見えるがやがて薄目にすれば見上げる天体が漆黒の大宇宙に変化し暫し宇宙遊泳するおのれの姿を脳裏に描きながらほんの一時だが恍惚感を味わうのです。


称して「反り禅」、至難の業だが雑念なき無の境地を追い求めているのです。