老いのひとこと

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Living Will


リビング・ウイル


略称はLWと表わすという。


終末期医療における事前指示書と訳すらしい。


BSフジで反町さんの番組で初めて知った。


他人事のように敬遠していた終末期医療の何たるかを考えさせられる貴重な切っ掛けとその端緒を頂いたことになる。


 


≪万が一に際しては延命措置をお断り申します。


ただし、苦痛を和らげるための麻酔等の緩和医療はお願いします。


また、植物人間にはなりたくないので生命維持装置は要りません、全部取り外してください。≫


以上の三点を誓ってお約束申しますのでどうぞよろしくお願いしますと自筆で署名捺印すればそれで済む。


勿論、その先に家内と息子たちから同意を取り付けねばならないがそれには然程の労作( ろうさ)は要らないと思う。


いとも簡単に合意を得よう。


何分、家族間相互で極力負担の軽減を図らねばならない我が家の客観的必然性をわたしたちは宿命的に背負うのです。


 


嫌なこと怖いこと煩わしいことはなるべく考えないようにして来たがもうそろそろ心の準備の必要性に気付かねばなりますまい。


遠い先だとただ手を拱いていても始まらない。


善は急げと入会案内書を取り寄せてみたものの実の処はたと戸惑ってしまったのです。


 


幾ら主旨には理解を示し、LWに同意し入会を希望しても年会費2000円を納付して会員資格を取らねば入会が認められない仕組みを知らされた。


現金なものです、家内共々即入会は当分見合わせることに決めてしまった。