老いのひとこと

イメージ 1



自慢話は好かん品位が疑われよう。
息子自慢とか孫自慢を聞かされる方はうんざりがっかりこの上なく迷惑千万だ。
それを承知で孫バカぶりをお披露目する大バカがいる。
 
2012年8月31日の早朝6時15分に愛犬りりは此の世を去った。
息を引き取ったはずの愛犬りりが2018年の戌年賀状にてみごと甦ってきた。
余りにも鮮烈なるデビューです。
よくぞ飼い主の元へ舞い戻ったものだ。
ただただ驚きは大きすぎる。
 
孫娘の画才には予てより見惚れてはいたが紛れもない此れ正真正銘の実力発揮ではないか。
本職の絵描きさん並みどころかそれ以上の出来栄えではないか。
隠れし才能が今見事に開花したようだ。
実はその才覚は此の犬の左の眼にありはしまいか。
決して不自然ではないが、よく見れば左目が入ってない未完の作なのです。
敢えて未完の作にした、孫娘も此の犬をこよなく愛で自分の身元に置きたかったのではあるまいか。
画竜点睛ならぬ画犬点睛を無意識的に意識し戌年の今年はこのままにし七回忌を迎える来年2019年8月31日にこそ左の生々しい眼を書き入れ吾らが愛犬りりが名実ともに天国に舞い上がり昇天する図柄を描いてくれた。
その手筈を孫娘はきっと画策致したのであるまいか。
まさに天才的才覚と云えまいか。