老いのひとこと

イメージ 1




またしても尊大なる出まかせを見せびらかす嫌な奴の御登場です。


お馬鹿さんは死ななきゃ治らないの類でしょう。


誇大妄想癖に輪を掛けての再登場とは呆れたものだ。


 


加賀の住人には打って付の双六遊びが在る。


前田の殿様まで辿り着けば目出度しめでたしとなる。


 


此の拙者、荒唐無稽なる奇策を弄して上がり成就を為し遂げた。


正室「まつ」には娘「幸」がいる。


・「幸」は前田長種に嫁ぎ娘「亥」を儲ける。


・「亥」は今枝直恒に嫁ぎ四男(七男)「直玄」を儲ける。


・「直玄」は利家の側室「存」の娘「福」(戒名高源院)の養子になる。


・「直玄」→「弘直」→「伊織」→「直内」→「定」→「鉚」→「近吾」と血筋はつづく。


 


◎「福」は「亥」の嫁いだ直恒家で生活を共とする。


◎利家の側室「千代」が儲けた「猿千代」=「利常」は「まつ」の娘「幸」が嫁いだ長種家に預けられ生活を共とした。


 


此の今枝直玄を高源院の元への養子を薦めたのは2代藩主前田利常に違いはない。


 


利家の血を分けた一族は『幸福なる猿と亥』と相成りましょう。


 


此の上がり双六のお知恵は外でもない自称今枝家の探究家F氏より授かりしは申すまでもない。


 


年寄りの双六遊び、正月早々めでたしめでたし。


早や31日、今日は晦日正月になる。