老いのひとこと

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“君は相も変わらずしょぼくれた姿して湿気込んでおいでですね”と気遣って下さるお方から一つの伝言が届いた。


考えてみれば有り難いことに違いない。


とっくに隠遁したにも拘らず今以って温かい配慮の手を差し伸べて戴けることは喜ばしいことに決まっている。


其のお方は「剣窓」3月号の冒頭の一節をご覧くださいとある。


生憎「剣窓」は手元にはないので図書館へ行くが其処にも置いてない。


書店に問い合わせても斯くなる連盟機関紙は取り扱ってはいないと云う。


若しやと思い野々市在住のT氏に伺えばご親切にもコピーし持参いただいた。


此れとて嘗ては互いに遣り合ったお仲間ゆえの心遣いに他ならず殊の外嬉しかった。


 


見れば寄稿された方は理学博士の肩書ある著名人で途中挫折を交えながらの紆余曲折はあったものの粘り強く稽古を積んだ甲斐あって今や高段者の仲間内に到達したのだと「わが生涯剣道記」として纏めてありました。


恐らく、わたくしへの叱咤激励の意味合いを込めて推奨為されたのでありましょう。


此のK氏からの優しい励ましの辞は確と受け取らせて頂かねばなりません。


 


しかし、何と言っても・・・