老いのひとこと

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鈍感な割には至って神経質だ。
例の開かずの指の一件が気になって仕方がない。
ラジオ体操でご一緒する開業医の先生にそれとなく伺えば目や腎臓に異常がなければ単なる老化の現われでしょうと軽く一蹴される。
気にしないようにしながらもやはり気になる。
暇を見ればリハビリを兼ねて手指の開閉運動に余念がない。
やっている内に手首を内側に捻り込むように行えば何と開いたではないか。
5本の指の向きはバラバラでも中指と薬指は開いて呉れた。
其の儘の状態から手首をそっと元へ戻してみればそれでご正解ではないか。
 
そう云えば体中のあちこちが縮こまったり強張ったりして動作がいかにも鈍重になった。加齢と共にガタがくるのは此れ自然の摂理、神さまの思し召しに従うしかあるまい。