東京新聞の社会部記者で在られる望月衣塑子( いそこ)さんのお話を聞いた。
兎に角、流暢な語り口で次から次へと話題が入れ替わり老いぼれには手強すぎる。
その頭の回転の速いこと風の如し、事の本質を的確に捉え核心を突き独特なセリフ回しでユーモアたっぷりに笑いを誘う。
まるで役者さんのように身振り手振り交えて舞台狭しと熱弁を振るう。
おくびもなく只ひたすら巨大権力に対峙する其の物凄いエネルギーはあの小柄な肉体の何処に隠されているのだろうか。
正味2時間半近い長丁場をのべつ幕無しに語り続けられた。
本物の記者魂を存分に見せつけられた。
しばし盛大な拍手が鳴りやまなかった。