老いのひとこと

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重大案件に関わる加計理事長の緊急記者会見が地元岡山で執り行われた。


事の重大性を認識するのなら前日に予告をし会見場を東京に設定して堂々と全てを白日の下に晒してほしかった。


幸いCS放送のTBSニュースバードがその一部始終を放映してくれた。


「ひるおび」の英断にも些か驚かざるを得ない。


此のタイミングを勘繰れば未だ余震のつづくどさくさに紛れてお茶を濁そうとでもしたのだろうか。


若しもそうだとすれば理事長の判断は少々甘くはなかったでしょうか。


事務局長が県や市へウソをついた。


此のウソを認めた上で給料の10%のペナルテイだという。


事実此のウソが元で県や市から莫大な補助金が舞い込み更に国費から私学助成金が上積みされる。


全て血税に他ならない。


少なくとも学園は学園であり立派な教育機関に違いない。


獣医師を育てる先に人間形成を為さねばならぬ学園にかりそめにもウソの疑惑が係わったのであれば大学理事長は開口一番此処に触れておのれの偽らざる胸中を切々と開陳すべきではなかったのか。


ウソをつくことは教育者には有るまじき行為で容認できるはずがない。


在ってはならぬ哲理でしょう。


県や市へ頭を下げる先におのれの学園に学ぶ若き学徒に何かを訴えて然るべきとわたしは思った。


若しも万が一にも当事者間の会見が事実なら「ウソをついたこと」がウソとなりウソの上塗りオンパレードになりかねない。


此ればかりは如何なものでしょうか。


我ら国民の代表たちが今日も登院する。


幕引きには納得できません、延長に延長を重ね国会の場で真実を明らかにしてほしい。