老いのひとこと

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下の右犬歯のお隣が風前のともし火ではあるが辛うじて持ち堪えている。


何んとか「歯ッピー長寿8020賞」への応募が適ったので掛かり付けの歯医者さんにお願いした。


しかし残念ながら今回も書類審査の結果敢え無く等外参加賞に終わってしまった。


 


 


何分、昇段審査なら不断の修錬を積めば伸び代の余地が或いはひょいとして残されて居るかも知れぬが


やはり此の齢では覚束無かろう。


依って98%方は断念したも同然なのだが100%とは今以って言い辛い。


 


それに引き替え歯の方は三度の歯磨き励行に相勤めても決して新しい歯は生えてはくれない。


精々が現状維持だがそれも自然の摂理に従えば不可抗力と云えまいか。


因みに歯科医師会へ照会すれば応募者200名近くで最優秀者は何と87歳にして30本保有者で在られた。


最早これでは全く勝負にならない無駄な抵抗と云うものだ。


それにしても「参加することに意義あり」と彼のクーベルタンの吐いた名言があるのでしっかり歯を磨いて来年も挑戦だ。