老いのひとこと(戒)


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新年の抱負
八つ目の戒め
≪あなたは泥にまぎれて鍬を打ち草をむしらねばなりません≫
 
鶏小屋の安っさんは既に鶏から手を引かれて久しいが此の鶏が取り持つ縁でわたしは安っさんの畑を耕す幸運に巡り合ったことになる。
確かに手間暇かけて作るよりスーパや野菜市で求めた方がコスト的には安いに決まっている。
それでも敢えて労苦を買って出て精神的メリットを買い求めるのです。
自虐的農法を買って出て今日の今に自分が今生きている証を実感する。
生きていることはそんなに容易くはない結構大きな労苦が伴なう。
そのことを野良に出て容易く検証ができるのです。
よぼよぼだが何とか五体満足、さあ今年も炎天下に老躯を晒し
水分補給しながら励もう。
 
安っさんが此処を宅地に造成し手離す日まで幾ばくもないかも知れぬがその日まで喰らい付くぞ。
玉葱蔓なし豌豆を見守りつつ馬鈴薯茄子トマト南瓜枝豆等々さあ忙しくなるぞ。