老いのひとこと

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毎水曜日の午前10時20分を目途に日赤病院のリハビリ室へ


出向く。


ご近所のT女史をお出迎いに参らねばならない。


お手伝いをし始めてもう一年は過ぎよう。


一週間が何と早い事かアッという間です。


他人様に役立つ労なら疎んじてはいけないのです。


体育館でひと遊びしてから其処へ直行するのが慣わしとなってしまった。


雪でも積もらない限りわたしは鼻緒付きサンダル履きで裸足のままです。


混雑する院内の待合室や廊下ではどうしても目に触れるが誰も気付いてはいない。


でも中にはいた痛そうに目をそむけたり其のヒゲ面から危険人物に見立てられ敬遠して遠巻きに通り過ぎられたりする。


痴呆気が混じった人物に映ったのでしょう。


しかし一向に気に留めずに異様な風采であたかも来院者のように廊下を堂々と歩く。


最近はとみに寒が緩んだようだ。