老いのひとこと

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日頃の怠慢の付けが回って来た。


さながら温帯密林ではないか、よくぞ繁茂したものだ。


お庭の管理と云えども雑木ばかりでパチンパチンと剪定ばさみを入れる程では毛頭ない。


それにしてもせめて小枝を落とし草ぐらい毟ればいいものを長い間見て見ぬふりをしたものだ。


 


そんな時、偶々IXTUSEI君転職の情報に接し重い重大な決意をわたしはわたしの胆に命ぜざる得ない羽目に陥った。


他人様の御助けに頼り宛てにするそんな魂胆は此の世知辛い娑婆には通用しないことを今更のように思い知らされた。


自助しかない、自分の事は自分でする。


自分の事は責任を持って自分でする。


親からも聞かされたし子や孫にも云って来た。


当たり前のことにハッと気付かされた。


脚長蜂には注意した毛虫にも細心の注意をした、取り分けドクチャガには遣られたら遣られたまでだと悲壮なる覚悟でしゃにむに薙ぎ倒し根元から切り倒した。


幸い虫の方もわたしを敬遠したようで暫しの間は何処かに身を隠して呉れたようだ。


山と積まれた剪定ゴミに恨めしそうに溜息を吐く。