老いのひとこと

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昨日の好天とは打って変わり本日は肌寒い一日とかした。

どれどれ如何なものかと欄干に立てば矢張り今日も居ない。

そう云えば其処に渦巻く魚群の魚体は明らかにアユではない。

此の敏捷すぎる直線的動きは間違いなくハヤの群れだ。

二体の金魚はハヤの群れには馴染まなかったのか、或いは迫害されたのであろうか、きっとハヤたちの排除の論理に巻き込まれたに相違ない。

どちらかと云えば相性の合うアユたちの群れは目で探す限り此の近辺から姿を消した。恐らくは産卵のため河口の金石まで下り落ちて行ったのだろう。

あの愛すべき二体の金魚たちもアユの群れと行動を共にしたに決まっている。

そう思い信じ込んでおのれを納得させるしかない。

或いはひょいとして来年には金魚たちも子孫を繁栄させて大勢の一番子を引き連れて此処馬替中橋の橋の下でアユ共々乱舞してくれるに決まってる。

 

昨日は予行練習で本日が運動会本番の日でした。

三密を避けてか保護者達はグランドの外で遠巻きに観戦する。

いずれもマスク姿、競技を演ずる児童たちもみんなマスクを付けて奮闘する。

マスクの所為で声が響かない。

近隣の住民を配慮してかスピーカーの音量も極めて遠慮がちだ。

秋空に子らの歓声が轟き渡る例年の賑わいが今年はなかった。

きっと来年にははしゃぎ回る元気な声が戻ってくるはずだ。