老いのひとこと

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古文書のお勉強会に二股を掛ける不埒なヤツがいた。

県立方式と玉川方式のお勉強会に二重に登録して受講する欲張り屋さんなのです。

此れは得策と云うより単なる気休めに過ぎなかろう。

県の図書館が主催する講座は今年で三度目となるが一向に上達の兆しがない。

玉川図書館が催す入門講座は今年がはじめての受講になる。

実は玉川方式には独特の学習形態が在ることを知らなかった。

講義が始まり耳を傾けるがちんぷんかんぷん意味不明、本日受付で配布された史料とは話が全く合致しない。

わたしは席を立ち受付嬢に苦情を告げれば今日のテキスト分は既に前回に配布済みだという。

事情知らないわたしは家に置いたまま持参してないので再発行を願いでた。

ところが快諾とはいかない、コピーの代金を支払わねば再交付しないと連れなく云う。

愈々もって学習意欲が萎えてゆく。

わたしは玉川方式を知らなかった。

受付で手渡される史料は当日のものではなく次回に用いる史料だったのです。

今日の講義のテキストは前回参加の折にすでに戴いていたわけだ。

つまり玉川方式は予習学習に重きを置く学習形態であることに漸く気付かせれたのです。

容赦なく落ちこぼれ者を尻目に講義は前へ前と飛び跳ねてゆく。

高校時代の苦-い英語の授業を思い出していた。