老いのひとこと

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今日は全市一斉の秋のクリーンキャンペーンの日午前7時に召集が掛かり皆して町内のゴミを拾うという。

わたしはそれには遠慮させていただき10時頃より道路の草をむしり面目を保った。

それは幾ら齢を召したとて町内行事に協力しないという誹りから免れたことになろう。

緑化推進の立場からすれば敢えて駆除する必要性はなかったのだが城谷川のコンクリート製の岸壁に蔦が根を張り繁茂している。

別段わたしが移植したり管理する訳ではないが自生する蔦が元気よくツルを自由奔放に這わせ道路上をも侵略した。

コンクリートの小さな隙間に執拗にしがみ付くツルを一本一本

剥がしなるべく傷まないように岸壁の方へ押しやる。

単純作業だが根気がいる。

環境保全と景観の両立を計るべくわたしなりのクリーン作戦に従事した。

ついでに路上の雑草とりわけアスファルトの裂け目に根深く根を張る強靭なる笹の親分を苦労して掘り起こした。

わたしなりに市民としての小さな義務を無事果たしたので得心がいった。