静止画像なので停車中に見えるが実は此の二両編成の車両は間違いなく前進して来た。
踏切に仁王立ちし悠然と近寄る被写体を確認しながらシャッターを押した。
シャッターがストンと落ちると同時に警報機がけたたましく鳴った。
遮断機が下りるには少し間がある。
蹴つまづく失態を演ずることがないように足元に注意を払っておもむろに踏切を渡った。
もちろん警笛が響き渡ることはなかった。
さすがに機関士さんに目を遣る勇気は持ち合わせなかった。
つい魔が差すように童心に返った遊びごころが甦ってしまった。
年寄りの冷や水に為らずに済んでよかった。
ネット上のトラブルが解消したので良かった。