老いのひとこと

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聴力に支障を来たしつつある年寄りには

テレビやラジオの声の主の音質や音量に極めて敏感に反応し神経質になってしまった。

甚だ無礼極まりないが良否の判定を下す。

難聴気味の年寄りに寄り添い意中を察して歯切れよい明瞭な発声の主か否かを瞬時に評価してしまう。

概ね皆さんは流石にプロの声優だけあって文句の付けようがないのだが中には不快感を覚えるだみ声の主や甘ったれ声の主も居られてとても不憫に思う。

一番困るのがお昼のワイド番組常連のコメンテーターの年配組だ。

立派なことを話されるが遺憾ながらこればかりは全く始末に困る。

それに引き替えNHKのラジオ第一放送で時報の二分前に流れる道路交通情報センターからのアナウスの声が何と云っても素晴らしい。

透き通った声がなんの抵抗もなく聞く者の耳に染み入る清涼感は云うことなしだ。

NHKの専属アナウサー以上の力量の持ち主ばかりではないか。

円やかに聞く者の耳の中のみならず胸の中にまで染み渡るような音質を各種各局もぜひ探究してほしい。