老いのひとこと

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折角頂いた里芋の苗が害虫に冒されたではないか。

日毎の点検は怠らなかった筈にも拘らず雨上がりの一時の僅かのスキに若苗の葉を浸食しあがった。

昨日の夕刻には各株ごとに二三匹見付け直ちに駆除したはずだ。

翌朝7時前に点検すれば数こそ減ったが依然として葉の裏に数匹ばかり潜んでいたではないか。

その日の昼過ぎに再度捜せば居ないはずの奴さんを3匹押しつぶした。

憎むべき嫌な奴だ、調べれば「やとうむし」と云うらしい。

経験上、大根の葉に付く大根虫とは酷似するが全くの別物で此れは夜盗蛾の幼虫らしくまさに文字通り闇に紛れて人家を襲い生命財産を強奪する夜盗賊同様に夜の闇に出没し畑の作物を襲う曲者らしいのだ。

但し、幼い「夜盗虫」は日中の昼間も活動するのだ云う。

根絶はどうも無理らしいが其の都度日中には目を光らせて丹念に駆除すべきだと教本には書いてある。

厄介者を背負ってしまったが畑愛好者の一つの試練だとこころして此れからは「ヤトウ虫」とも共存して仲良く生きて行かねばならない。

農薬殺虫剤だけは御免被る。