2022-02-24 老いのひとこと 朝めしの最中、何の前触れもなしに差し歯が抜け落ちた。 予てより此の時の到来を予期して細心の注意を払ったにも拘らずダメだった。 昨年末から凡そ二か月間の耐用期間でした。 ショックと云うより最早あきらめの境地だ。 形あるものは有限の摂理に従ったまでだ。 電話を入れれば意外にも極めて好意的に朝一番に参りなさいと云われ助かりました。 お医者さんが言うには一応固定しますが又もや外れるようなことが在れば入れ歯に致すしかありませんとのこと。 わたしは其れに異議をとなえる理由も根拠も持ち合わせなかった。 ただ生きた歯根を抜き取ることは何としても避けたいと願い出た。 医師からは明快な即答はなかったが何とかご希望に添えるように処置いたしましょうとの返答があったと思う。 下入れ歯の微調整と痛み止め薬TVコマーシャルでお馴染みのポリグリップを所望してみたが此れは保険適用外とは知らなかった。