老いのひとこと

 

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訳の判らことを只ひたすら綴り捲る、そして発信する。

2011,3,11の日を契機に一念発起した。

足掛け12年間に亘り営々と築き上げた金字塔に違いない。

わたくしなりの見事なる功績ではあるが実は日によっては閲覧の為に余の「老いのひとこと」に接近せし御方が一人もいない0人つまり皆無という日もざらにある。

つまり誰しも評価いたす者が居ない。

みすぼらしくも歯が抜け落ちたような虚しさを抱きつつもそれでもわたしは黙々と投稿し発信しつづける。

 

無論多くて10人そこそこ、其の殆ど大半は二人か三人の御来訪者ではあるがそれでもこころが温まるのです、有難いのです。

でも何の御持て成しも出来ぬことがこころ苦しい。

其の数少ない御方のご好意に報いるためにも訳の判らない事柄を続投しつづけねばなりません。

 

 

併せて未だ二千五百柱もの御魂が行方知らずという。

また今以って避難生活を強いられる数多くの方々のことをこころに刻み其れを拠り所にしてわたしはひたすら愚稿を錬りつづける。

 

何ら得るもの無くとも無益と云う言葉はわたしには無い。

同じく三月十一日の金曜日の日に思う。