2022-04-29 老いのひとこと バレンタインのお返しにカカオマスを大阪の孫たちに贈った。 其の序でに其れと同じものを我が家にも1袋入手した筈だったが殆ど忘れたまま冷蔵庫に放置した。 春めいた所為でもないが突然思い出し袋を眺めみた。 「GHANA」とある Flaverプロフィールとある。 Fladerはヒンズー語で香りや風味の意味だと分かった。 カカオとナッツの風味がするらしい。 一粒口にしたが苦みばしった味ながら確かにカカオナッツの風味がする。 大阪の孫からは大人の味がしたと洒落た返答があった。 円やかなチョコレートの甘味の陰に、同じ就学期児童たちの過酷な労働の血と汗と涙の結晶が幾重にも幾重にも染み込んでいる現実を決して知ろうとはしない。 貧富の格差、地域間の格差、人種間の格差に気付かずに見過ごし見て見ぬ振りをする。 荒唐無稽なる発想ながら若しや事情許せば赤道直下のギニア湾岸のカカオ農園にて体験学習を試み其の輪を国際的に広める。 人種間・民族間の相互理解学習が定着すれば近い将来には国際紛争が根絶し必ずや此の地球上に平和が訪れはしまいか。 そんな夢を今に生きる子どもたちに全面的に託してみようではないか。 つくづく呆れ果てながら狂人プーチンの蛮行愚行に毎日毎夜吐き気を催す。