老いのひとこと

台風一過の爽快さは何処にもない肌寒く秋雨が降りつづく。

其れでも何時もの通り畑を点検すれば植えたばかりの若苗の一本が根元から折れ曲がる。烈風伴う14号だったが霊峰白山に遮られ県下は無傷で済んだのだから此れは風の仕業ではない。

何者かに悪戯された確証もなく恐らくはネキリムシに遣られたに違いがないと云う事にした。

外にも類が及ばぬようにと早速薬剤を撒く。

矢張り不吉なことは連鎖する。

自作の角香炉の高台の足の一つがモゲタので先週補修した箇所を確認いたせば、あれどうしたことかドべにてくっ付けたはずの其の部分が脱落したままではないか。

此れには流石に大打撃だ、大きなショックだ。

地震なし、夜中に大ネズミが出没か。

何せ此の保管箇所は小学校の廊下の棚の上、故意ではないにしろ斯くなるところにものを置く方にも過失が在ったのだ。

全壊に至らず損傷軽微に付き至って不幸中の幸いだと云えまいか。

 

二度あることは三度あり、自転車には要注意。

入浴中には更なる要注意。