老いのひとこと

無理を承知でパソコンに向かう。

左は健在であるはずにも拘らずよく見えない、気の所為だろうと試みるが真っ白く飛んで判読できない。

矢張り無理は禁物、今日は断念するしかない。

 

眼帯と言う代物ではない、分厚いガーゼが右目を覆う。

知らぬ間に終わる筈がそうとはいかなかった。

20分間ほど悪夢の中をさ迷い正気に戻ったが、此れ以上無理のようだ。