老いのひとこと

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日一日と劣化が進む。


足腰のみならずおつむの方がもっと心配だ。


一日中檻の中を行ったり来たりしてさ迷いつづけたり、一方無いおつむの活性化の為幼児に返えり百マス計算や粘土細工に明け暮れするのです。


仕返しとかリベンジを計るという大袈裟な事ではないが再度「茶香炉」に挑むことにした。


息詰まる神経戦と云えば大袈裟すぎるが物凄く神経を擦り減らすような思いで石橋を叩きながら作業を進める。


にも拘らず案の定、手の平に異様な感触を覚え恐る恐る目をやれば「ち」の字に又しても亀裂を来たしているではないか。


すわ一大事、作業を中断し即刻補修に入るが気が動転いたし取るもの手に入らず右往左往するだけではないか。


漸くの思ひで震える手を抑えてドベをガーゼに塗り手繰って応急処置を施したのです。


完全に欠落する前に措置を為したので何が何でも生き返ってほしい。


 


欲張って「吊るし飾り」なるものにも挑戦した。


釣り針状のポールを土台に縫合癒着為さねばならない。


整骨医よろしく割りかし手際よくガーゼをあてがい上からドベを塗り手繰って縫合癒着手術を独力で為し遂げた。


スリル満点の難作業ではあったが果たして無いおつむの活性化に役立ったかどうかは全くわかりっこない。


 


あっと言う間に日が暮れる。


振り返っても仕様がない。


さあ、明日は笹本恒子展にゆくことにしよう。