独り言

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尚道館日曜会より
以前と変わらず、愚直なまでも一本気を貫き通す。
只ひたすら、切り返しと正面打ちが延々として続く。
塾頭からの合図が待ち遠しいのは年齢のせいであろうか。
押しなべてみな大技で来る。姑息な技は禁則だ。
わたしは、構えた姿勢のまま右足を摺り込みながら攻め込んで、溜めた体勢から一気に振りかぶり、鋭い着床と同時に打突が出せるように心掛ける。
振りかぶった両の腕の中へ、我が体を送り込む気勢がとても重要だと把握した。
あらん限りの発声で打突し、余勢で突進し残心完了まで一息を永らえるように相努めている。
打突以上に残心が大切なることを自得させるのに、最良の方策だと常日頃思っている。
その都度、全力投球、全力打突、全身全霊の力を振り絞り一心不乱に誠心誠意の打突を心掛けることが肝要なりと、わが身を叱咤激励する稽古であり、それが叶う道場なのである。
尚道館日曜会稽古、謝謝。