独り言

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これも先日、とても変わった新聞記事にお目に掛かった。
小学低学年の娘が学校でいじめに会っていると父親に告げた。
すると、その父親はある日娘の学校に赴き、教室内に乱入し加害者とおぼしき男児をぶん殴り軽傷に及んだのだという。
此の一件に関し、教委側の対応をめぐる後日談があるのだが、それはさて置くととしてわたしは別の事柄で興味を抱いたのです。
このお父さんの行いには、些か軽はずみな軽率さは否めず、本当の加害者たる男の子は別にいたのだという。
全然笑い話もならない。
それにしても、このような経緯は兎も角として、此処にも学校内部でのいじめ行為への対応策が余りも無策で無きに等しいが故に、此の父親は突発的越権行為に及んでしまったのではなかろうか。
この事件の背景に、このようなことが厳然と存在することを見逃していけない。
いじめ行為には教師たる者は毅然とした対応が要る。
いじめ加害者に対し、このお父さんのような私的制裁は決して許されることではないことは百も承知。
私的な制裁が違法ならば、公教育の当事者たる学校はいじめ加害者に公的制裁力を発揮していじめ被害者を命掛けで擁護しなけばならない。
それが現実にはないが故に、このようなお粗末な茶番劇が演ぜられることになるのです。
 
民主政権よ、大上段から繰り出した原発事故収束宣言、あれはいただけない。
鬼の首を取ったような傲慢さを誇示しているように見えて仕方ない。
あそこは慎ましやかにひれ伏して謙虚さを全面に出さなかったら総理の人間性が疑われても仕方がないことになろう。
もっともっと足が地についた実のある政治、せめていじめ撲滅だけでもいい、完遂してくださいよ。
でないと、お先が少しばかり気掛かりなんだけど・・・