「孫旅」の思い出=その1
ちょうど10年前の2002年夏にわたしは孫と共に旅に出た。
その折に、記憶を留めようとワードの片隅に小文を温存させておいた。
たまたま秋口の頃、新聞紙上で「孫旅」記録の募集を呼び掛ける小さな記事を目にした。
何故かしら、その場にて瞬時に応募することを思い立ってしまった。
今やわたしの、パソコン操作上の水先案内人役にまで成長した孫の顔が思い浮かび、早速同意を促した次第なのです。
朝刊の紙上にも豆粒のような活字ではあるが紹介に与った。
孫共々周囲からの祝福に喜びを嚙みしめた次第なのです。
そして、更なる喜びの拡散を願いわたしの拙いブログにて公開することを決意してしまった。
元より自慢たらしく功名心を誇示することは最も忌み嫌う処であり決して本意ではない。
常日頃より末成りのような日陰者であっにしろ、せめてこの程度の悦びは享受させていただけないものかと思った次第です。
日ごと10名内外の非常にご奇特なる閲覧者の皆さん方に敬虔なる想いで敬意と謝意を表わさなければならない。
数回の連載、よろしく願いあげます。