老いぼれの独り言

イメージ 1
 
3月15日快晴
空気がピシッと締まり背筋がぴっんと伸びる。
凍てつく床も日溜まりへ行けば和らぐ。
いつものように金曜あさはおのれに独修の機会を課して一本目「前」を繰り返し抜いていた。
そこへソフトテニスの祖父江さんから突然お声が掛かった。
 
わたしの車が燃焼中だという。
 
どうしてエンジンを切らないのかとおっしゃる。
 
アイドリングをなさる何か理由でもお有りなんですかとおっしゃる。
 
一瞬血の気が退いた。
脚もとがくらっとよろめいた。
 
確かに今回は他人様に危害や被害と及ぶす事はなかろうけどペタルの踏み違えに信号無視と立て続きの大失態・・・
 
我が頬をわが手で打って、刀剣登録証が所定の場所にある事の確認をとった。
 
祖父江氏には苦笑いを返し礼を述べたがその間の一連の事情には触れずに置いた。
 
せっかくの早春の好日が台無しになってしまった。