老いぼれの独り言

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18日月曜
平丸医院にていつもの検診を受けた。
診察室へ入る前に何時になく採尿を促された。
その時は、別段何も勘繰ることなく血圧を計り採血後は心電図室にても何らの異常なく終えた。
ところが、帰り際に医師は少し話があるのだとおっしゃる。
そして、椅子に座らされた。
“尿に潜血反応がある”との宣告。
専門医からのがん検診が必要だから早速紹介状を書きましょうと淡々とした口調で告げられたのでした。
先々月と先月は+1で様子を見ていたが本日は+2でこの際ガンを疑わざるを得ないのだと先生の説明はビジネスライクに響き渡った。
その時やっと採尿が早かった理由がわかった。
同時に、とうとうわたしにも来るべきものがやってきたことを観念した。
避けては通り過ぎることが出来ない或る種の宿命なんだとわたしはわたし自身に感情を抑え極力冷静に言い聞かせた。
その足で市民病院へ走り受付を済ませ診察券を貰い受けた。
この際は、先を見越し先手を打つしかない。
このようなものに取り立てたのも先手を打ったつもりでいる。