老いぼれの独り言

イメージ 1
 
お隣の町会にも市の公園がある。
ソフトボールができるグランドと銘打つだけあって広々として整備も行き届いている。
ウイークデイの早朝6時前にもかからわず少年たちが野球やサッカーに興じている。
散歩やジョギングで行き交う方々は軽く会釈をしながら何事もなかったかのようにゴーイングマイウエイを貫かれるのである。
周りの自然の情景に溶け込んで極々自然に振る舞われる様子はとても都会的に覗えるのです。
そこにはデレデレした人間関係や上下の隔たりはない。
立ち居振る舞いが至って淡白に映りお互いの夫々の個性を尊重し合う洗練されたセンスの良さを垣間見えた。
少し離れたカ所からラジオ体操の旋律が聞こえてくる。
近寄ってみれば三々五々参集した方々が思い思いの場所に陣取り体を動かされている。
異質の存在をも受け入れてくれそうな温かく穏やかな雰囲気が漂ってくる。
おのずとわたしも輪の一員と成り得たのです。
好いものは何処へ行ってもよいに決まっている。
みんなと共にラジオ体操で心身を胎動させることは良い事に決まっている。
わたしはラジオ体操にはまってしまった。
かくも身近な所にこころ休まる地があることに気付かずにいた。