ニュージーランド行き《2》

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ニュージランド紀行 二〇〇六年三月二十六日~四月二日
 
 
② アメリカセンダンクサを探したが私の目には入らなかった。
でも開花時期が初秋の頃ではないので他人事とは思えず気掛かりだ。
 
 それにしても、何処にでも目にする雑草と思しき植物が全くと言ってよいほどに見当たらない。
路傍にも所謂休閑地と称するフエンスで囲まれる場所以外の狭小なる空き地にも捜せど無きに等しいのである。
羊は放牧地以外の道端にまで進出し雑草を食むはずもなかろう。
 だとすれば人手による除草作業が入らねばならぬが一週間の滞在期間中に終ぞ見かけることは無かった。
やはり、雑草と総称する無用の植物種は水際作戦で根絶 (ねだ )やししているとしか考えられないのである。 
但し、この国の原生植物と言われるレッドタソップなるいぐさの原生種はいたるところで繁茂していた。
ある意味では国策として保護されているのかも知れない。
ただ、レッドタソップなる名称はガイドさんの解説中に走り書きしたメモなので正しい名前かは定かではありません。