老いぼれの独り言

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アダプト3
草むしりに生きがいを感じる。
現にそのような人がいる。
飽くまでも、その人の自発性に基づき無償でみんなのために無条件で勤労奉仕する。
それに伴う費用や経費にも頓着なしに只ひたすら奉仕に専念する。
実に健気で崇高な行為だ。
もはや人間業を超越し神様の領域に到達した者の仕業でしかない。
いやもしかしたら、仏陀が此の世に再来したお姿かもしれない。
混濁した世なるが故なおさら奇異に映って仕方がない。
恐らく、このピユアーな生き様には他のいかなる人物とて干渉することは許されない。
とやかく口を挟むことはその行いへの冒涜行為以外の何ものでもない。
傍らで静観し傍観するしかない。
此の仏のような純然たるボランテア精神には俗人は何ら言葉を挟む余地はない。
「アダプト」なんてとんでもない。
わたしは重大なる過ちを犯すところであった。
 
『もったいない』
『ありがたい』
『ごくろうさま』とお声を掛け跪くしかない。