老いぼれの独り言

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取り立てて何ら目標はない。
とにかく倦まずたゆまず飽くことなき継続に挑戦するだけである。
所詮は、しがない凡庸の老夫にすぎない。
限られた生活空間を精一杯生きるしかない。
それだから、取るに足らない些細な出来事でもわたしにしたら格好の題材と成り得るのです。
今日は左義長です。
小雪舞う中雨合羽に身を包み自転車にて禅が峯詣でと決めた。
両手の指先だけがかじかんで痛い、賽銭を出すのも一苦労だ。
しめ飾りやお札を火にくべてから暫し暖を取る。
孟宗竹の破裂音が辺りの空気を切り裂き実に小気味がよい。
幼子たちが書初めをくべて貰うためにそこに待機される氏子の方に頼んでいる。
長い竹竿の先に挟み込んで炎の先端まで持ち上げれば見事に上昇気流に乗って天高く舞い上がるのだ。
わたしの孫娘のお習字もお願い申した。
一際高く舞い上がったように思えた。
「無限の可能性」を秘めて空高く舞い上がった。
親馬鹿ならず爺馬鹿でいい。
それで結構ではないか。
憚ることは何もない。
もっと筆が立ち筆跡あざやかになりますように、併せて兄妹の念願成就を禅が峯の祭神に噫にも立てず深く深くお願い申し出た1月13日のわたくしでした。