老いぼれの独り言

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                       定刻前のくつろいだようす
 
 
昨日は地域の公民館主催の成人式へ招かれたの参列してみた。
多少なりとも羽目を外すやからも居ようかと臨んだのだがまったく当てが外れたようだ。
変なものを期待しながら臨席するに及んだわたしのよこしまな魂胆を恥ずかしく思った。
とに角あまりにも品行方正すぎる。
野次はおろか私語すらない。
大方のものが壇上の人物に目線を注いでいるではないか。
難しい話しを聴いているようすをわたしはつぶさに観察し通した。
まるで大学の講義のような“第1次世界大戦開戦百周年を機に思うに、今日の平和の礎を築きあげるは君らの双肩にある”と熱弁振るう公民館館長さんの話を覗き込むように真摯に聞き入っていたではないか。
驚きました。
びっくりしました。
感心した次第なのです。
もちろん茶髪もいた、ハリネズミのような鬘の子もいたが式典が始めれば地毛の姿に戻った。
女子は何故かしら皆さん振り袖姿に着飾っていたがとてもお淑やかに映った。
これは学校教育の勝利の証しだと思った。
少なくとも此処扇台の地域には巷間テレビニュース等で伝えられたような“荒れ果てた成人式”の様相は何処にもなかった。
あまねく日本國中何処でもそうあって欲しいと願った。
何よりも、彼らがユニークで独創的叡智を凝縮させて平和の維持はもとより日本国の遠き将来に夢を託して行ってほしいと願った。