老いぼれの独り言

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 近ごろ思う事です。
 幸い血圧のこと以外には左程の支障なく好きなことをして遊んでいる。
 いいご身分かも知れないが公的年金額は最近とみに減額され見るからにげっそり痩せ細ってしまった。
 それにしてもまあ何とか生きてゆけるだけでも至福な身なのかもしれない。
 しかも、安倍さんの世となって何となく身の廻りがぐるぐる忙しく動き始めたようです。
 駆け込み需要かなにか知りませんがデフレ脱却とか景気の好いお話がテレビや新聞で空騒ぎし賑々しく喧伝し始めたようなのです。
 結構極まりないことです。
 「物」と「金」が活発に動き始めれば「懐中」も潤い延いては零細企業の中に身を置き命懸けで生活の活路を見出す我が息子たちに取っても大いに結構なことには違いない。
 息子たちの生活の糧を得る機会が今後とも末永く永続する事を希う立場からすれば此の自公政権に託する気持ちも無きにしも非ずといえよう。
 片や、高支持率は安倍長期安定政権をも覗わせる。
 数の威力で特定秘密保護法を捻じ伏せ集団自衛権とか憲法改正等々に触手を今まさに伸ばさんとしているではありませんか。
 明らかに、右寄り路線に航路の舵を切られたようだ。
 国際世論の顰蹙を覚悟の上で敢えて靖国参拝も断行なされた。
 驕り高ぶる傍若無人な立ち居振る舞いのようにも映ってしまいました。
 ただ傲慢さだけがおもてに出て謙虚さは裏に隠れて何も見えなかった。
 案の定、稲嶺市長さんは目玉を剥いて反旗を閃かされたではないか。
 また、細川・小泉連合軍が政権与党の堅固な牙城に如何様に挑むのか目を離せない。
 興味津々たるものがあるのです。
 とにかく、この老いぼれは安倍総理の硬軟上手に使い分ける二面性をめぐって二者択一のジレンマに陥ってしまったのです。
 両方とも気になつて仕様がないのです。