老いぼれの独り言

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鶴来の日曜会道場は以前に増して滑りがが好過ぎた。
齢を取れば誰しも皮膚のうるおいはだんだん失うのでしょう。
此の日はみな異口同音に床がよく滑ると訴えられた。
五十歳代の方々も例外ではなかった。
確かに、濡れ雑巾一枚あれば滑り対策にはなるでしょう。
しかし、滑りやすい床面への対策を云云してみても余り意味がない。
大事なことは如何に劣悪な条件下においてもそれに順応し克服する術を編み出すかにあるのではないでしょうか。
打つ間合いは近間でいいのか。
若干撞木足の構えでもいいのか。
蹴り足の踵の着床は如何なものか。
継ぎ足で打ってもよいものだろうか。
体捌き足捌き重心移動を上手くやるには。
スケート選手の三回転半んジャンプとはあれは一体何事なんだろう。
剣道の基本からはだんだん逸脱し邪道に陥ってしまうではないか。
まあ、余り気取らずにまた新たな課題を背負って次の稽古に臨むことと致しましょう。
鶴来からの帰り道に孫の顔を見に四十万に立ち寄った。
センター試験を終えた労をねぎらったが
道場が滑りやすかったお話だけは御法度なので十分気を付けた次第なのです。