老いぼれの独り言

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孫は看護師をめざし田鶴浜高校に入学した。
学業に併行して心身を鍛えるべく剣道部に籍を置き励んでいる。
ところが3年生の先輩たちが大挙して現役を引退したので止む無く小人数の弱小部隊に急変してしまった。
廃部寸前の窮地に陥ってしまったのだという。
それでも健気にも孫を含めた小人数の部員らは力を合わせ孤塁を守っていく新たなる決意をしたのだという。
わが母校の伝統ある剣道部を守り抜く一念で難関に雄々しく立ち向かい仁王立ちする彼女らの姿は実に気高く美しいではないか。
逃げるなよ。
負けるなよ。
試合で勝利する以上に困難さが伴うかもしれないが退かずに前に攻め抜けてほしい。
あなたたちが必死の思いで頑張る姿は必ずや次年度以降には結実しよう。
その為にも此の夢と希望の灯を絶やさぬように互いに励まし合いながら切磋琢磨して行って欲しいと願った。
あなたたちを支援する手立ては最早このわたしには何もない。
でも、せめてもの思いを込めて先日、手持ちの「剣道日本」と「剣道時代」を彼女たちの道場の書架に納めてきました。
誰かが、ページを捲ってくれる淡い期待を込めて「のと里山海道」を家内と共にひた走りました。