お隣さんとの境目のブロック塀脇の極めて狭い露地には毎年の事ながら此の時期になると「ミョーガ」が顔を出す。
秋の到来を此の目で実感いたしました。
先日の蛙騒動に乗じて辺りの草薮を捜すうちに見つけたしだいです。
まだ、小振りで実がしっかり締まってはいなかったが旬の味には充分でした。
冷やしソーメンの汁の中に兄貴分に当たる摩り下ろした「ショーガ」に妹分の切り刻んだ「ミョーガ」を程よく調合すれば絶妙の薬味になる。
大盛りソーメンのひとかたきもつるりと笑味されるのです。
ナスやキューリにお供して糠味噌の中に漬け込めばぴりっとした小糠漬けみょうがが食欲をそそるのです。
何より、玄米御飯には打って付けなのです。
百マスを
やった尻から
茗荷かな
物忘れ
気になる今朝も
茗荷かな
