老いのひとこと

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温暖湿潤気候と云うよりもスコール直前の熱帯雨林のなかのようです。


 高温だけならまだ良い多湿が加わるともうダメだ不快指数高騰し熱帯夜が襲い熱中症で倒れてしまう。


 にも拘わらず此のわたくしは奇しくもエアコンの冷気に当たると不快感を催してしまう変人奇人です。


 自慢ではないがクーラーは何台もあるにはあるが孫たちが立ち寄らない限り作動させません。


 家内は大変だろうが聞き分けの好い連れ添いなるが故に殊更何も言わない、立派なものです。


 此の高温多湿に対処対応する唯一の方法は窓ガラスを全部開けるしかない。


 自然の風を呼び込むしかない。


 “心頭滅却いたせば熱風また涼し”これを実地に身を以って実体験するのです。


 家内を除いて誰も居やしない、大っぴらに越中ふんどし姿を謳歌いたすのです。


 日中ひなかは粉飾から遠ざかり時代遅れの風流人として人間道の本質を極め希求し続けておるのです。


 何人からも何物からも束縛されずに素っ裸に近い原始人に立ち返り自由を謳歌する幸せ者が此処にいるのです。


 まさに此の気候風土に適合した合理性と経済性と利便性と速乾性をも兼ね備えた至上の絶品なのである。


 名前の由来はともかく不思議にもお隣の越中のお国とは縁も所縁もないらしい。


 有名百貨店へ行けばクラッシックパンツとして品揃いされているらしいが因みに我が家の分は晒の生地で家内が作ってくれている。


 本日も、まるでZ旗を掲げるように満艦飾のように幾重にもぶら下がっているのです。