老いのひとこと

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誰しもボケ防止のための手立ては必要でしょう。


わたしにすれば「荒木式減糖レシピ」も「ロカボ生活」もそして「土いじり」もみんなその為のものでしょう。


ボケ防止ではなくボケ促進にだけはしたくないが此ればかりは何とも申し難い。


台形作りは初挑戦、切断したタタラ板を六枚分一気に伸ばすことは出来なかった。


緻密な寸法取りをしなかったので何度も同じことを繰り返さねばならなかった。


丸めては伸ばし、伸ばしては丸めとにかく大変でした。


今度は六枚のタタラ板の接着面を「切弓」で切断するが此れも緻密な角度計算なしに適当に削ってしまったのだが間を置かずに一気に接合したら思いの外巧く行ったので助かった。


後の作業は家に帰っての宿題といたした。


カップを支える瓢箪型の支柱は「形つくり」でなんとか熟し此れも一気にジュラルミン製の折れた矢を無理やり通し台形の底まで貫通させて強引に固定させた。


最後にカップ部分に取り掛かり「輪積み法」で丸みある曲線をだすのに苦労した。


素人判断で先に把手の耳をくっ付けた後最大の難関である瓢箪型支柱の先端部分に接合させねばなりません。


ところが、その接合部分の面積が狭すぎるのです、大きな頭を支え切れようはずがない。


カップとしての用を足さないが折れた矢を此のカップの底もろとも一気呵成に一気通貫にしたのです。


まさに見事なる串差しです。


さあ、問題は窯入れに際し金属棒を抜き取らねばなりません。


力任せで引き抜けば本体に罅割れ来たすは必至のこと、「ハイそれまでよー」と相成るのです。


これぞ、瀬戸際作戦というのでしょうか。